はじめに

写真館に追加したい候補地のメモ。 第一弾は関東付近の 模擬天守がある城跡 を主軸に、 まだ行ったことのない場所をピックアップして、 周辺の観光スポットとあわせて日帰り1日コースの暫定案を立てる。

時間配分の前提

  • 移動は 前提
  • 現地時間は 9:00〜18:00 を目安 (約9時間)
  • 1ヶ所あたり 2時間程度 が標準 (じっくり観光)
  • 買い物・お茶・カフェ系は 1時間程度 で計算
  • 食事は 1時間×2回 (昼+おやつ or 夕方)
  • 最大 4ヶ所、 ゆっくりなら 3ヶ所 が現実的な上限

模擬天守 = 史実とは異なるが、 観光・展望・資料館として近代に建てられた天守風建築。 本物の天守と違って気軽に訪れやすく、 地方ごとに個性があるので回って撮るには良い被写体になる。

今回の候補3箇所:

  • 候補1: 天神山城 (埼玉県秩父郡長瀞町)
  • 候補2: 山方城 (茨城県常陸大宮市)
  • 候補3: 甲斐上野城 (山梨県中央市)

候補1. 天神山城 (埼玉・長瀞)

城の概要

  • 所在地: 埼玉県秩父郡長瀞町岩田
  • アクセス: 関越自動車道「花園IC」 から車で約30分

歴史

戦国時代の山城跡。 武蔵国の在地領主 藤田氏 の支配を経て、 その後は 小田原北条氏 の勢力圏に組み込まれたとされる山城。 標高約230mの天神山の尾根上に郭が配され、 荒川沿いの交通の要衝を押さえる役割を担っていた。 天正18年 (1590) の小田原征伐で北条氏が滅亡した際に廃城になったと伝わる。

現在の模擬天守は 1969年頃に民間が観光目的で建てた 3階建ての建築物で、 史実の天守とは無関係。 現在は廃業して荒廃しており、 山中に静かに佇む独特の雰囲気が被写体として面白い。 山城跡の遺構 (郭・堀切等) は天守とは別に山中に残っている。

周辺観光

  • 長瀞川下り: 荒川上流の渓谷を木舟で下る名物 (春〜秋)、 1コース約20〜30分
  • 阿左美冷蔵 (あさみれいぞう): 長瀞名物の天然氷かき氷店、 寳登山参道近く
  • 橋立鍾乳洞 (秩父札所28番 橋立堂): 秩父唯一の観光鍾乳洞、 鍾乳洞と札所がセット
  • 秩父市街のご当地グルメ: わらじカツ丼、 ホルモン焼き、 秩父そば、 ちちぶ餅などのカフェ・食事処
  • 中津峡 (秋限定): 大滝、 紅葉の名所、 中津川沿いの渓谷
  • 三十槌の氷柱 (みそつちのつらら) (冬限定): 大滝、 1〜2月の天然氷柱の絶景

暫定プラン (9:00〜18:00)

時刻行動所要
9:00天神山城 散策・撮影 (山城跡+廃模擬天守)2h
11:00長瀞川下り (準備+下り+戻り)1h
12:00長瀞でランチ (蕎麦・わらじカツ丼)1h
13:00阿左美冷蔵 で天然氷かき氷1h
14:00橋立鍾乳洞 (橋立堂)2h
16:00秩父市街でお茶・グルメ (カフェ or 早めの夕食)1h
17:00移動・帰路-

→ 主要3ヶ所 (天神山城・川下り・橋立鍾乳洞) + 軽め1ヶ所 (阿左美冷蔵) + 街グルメ。

季節差し替え:

  • 春〜夏 → 上記プラン通り
  • 秋 → 14:00枠を 中津峡 (1.5h) に振り替え、 橋立鍾乳洞を午前へ繰り上げ
  • 冬 → 川下り運休のため、 朝枠を 三十槌の氷柱 (1.5h) に振り替え

候補2. 山方城 (茨城・常陸大宮)

城の概要

  • 所在地: 茨城県常陸大宮市山方
  • アクセス: 常磐自動車道「那珂IC」 から国道118号経由で車約30分

歴史

那珂川を見下ろす台地に築かれた中世の平山城。 鎌倉期から戦国期にかけて、 常陸国の有力大名 佐竹氏 の家臣である 山方氏 の本拠として機能した。 山方氏は佐竹一族の支族にあたり、 北方からの侵入に対する佐竹領北端の防衛拠点としての役割を担った。

慶長7年 (1602) に佐竹氏が出羽国秋田へ国替えとなった際、 山方氏もこれに従って秋田へ移り、 城は廃城となった。

現在の模擬天守は 1991年に建てられた 山方城下館民俗資料館 で、 地域の郷土資料を展示している。 史実の天守があったわけではなく、 あくまで観光・資料館建築。

周辺観光

  • 道の駅 山方宿: 国道118号沿い、 鮎の塩焼きが名物 (買い物・軽食枠)
  • 玉簾の滝 (たますだれのたき): 山方町内、 落差約20mの穴場の滝、 短時間で立ち寄れる
  • 西金砂神社 (にしかなさじんじゃ): 72年に一度の大祭「磯出大祭礼」 で有名な古社、 山中の参道
  • 東金砂神社: 西金砂神社と対をなす古社、 太田楽の伝統
  • 月待の滝 (つきまちのたき): 大子町、 滝の裏側に入れる「裏見の滝」、 隣接カフェあり
  • 鷲子山上神社 (とりのこさんしょうじんじゃ): 茨城・栃木県境、 フクロウの神社として人気、 大フクロウ像
  • 西山荘: 常陸太田市、 徳川光圀 (水戸黄門) が晩年を過ごした隠居所

暫定プラン (9:00〜18:00)

時刻行動所要
9:00山方城 + 民俗資料館2h
11:00玉簾の滝 (軽め)1h
12:00道の駅 山方宿 で鮎ランチ1h
13:00西金砂神社2h
15:00月待の滝 + 滝カフェ でおやつ1h
16:00鷲子山上神社1.5h
17:30帰路-

→ 主要3ヶ所 (山方城・西金砂神社・鷲子山上神社) + 軽め2ヶ所 (玉簾の滝・月待の滝) + 道の駅。 鷲子山上神社が遠めなので、 余裕を見るなら 西山荘 と差し替えて茨城北中部に絞っても良い。

候補3. 甲斐上野城 (山梨・中央)

城の概要

  • 所在地: 山梨県中央市大鳥居
  • アクセス: 中央自動車道「甲府南IC」 から車約10分

歴史

甲斐源氏の流れを汲む 上野氏 の居城跡。 上野氏は 武田氏家臣団 に属し、 信玄・勝頼期にかけて武田家の南方防衛を担った。 天正10年 (1582) の武田氏滅亡後は、 織田・徳川と支配者を変えながら、 江戸期には甲府藩領となり城としての機能は失われた。

現在の模擬天守は上野公園内に建つ 3階建ての公民館建築 で、 史実の天守を再現したものではなく、 地域施設として 20世紀後半に建てられたもの。 城跡そのものは公園として整備されている。

周辺観光

  • 大善寺 (だいぜんじ): 勝沼、 国宝の本堂と重要文化財の薬師三尊像。 「ぶどう寺」 とも呼ばれる古刹
  • 山梨岡神社 (やまなしおかじんじゃ): 笛吹市、 春日造の本殿は重要文化財。 武田家の崇敬を集めた古社
  • 慈雲寺 (じうんじ): 甲州市塩山、 「イトザクラ」 と呼ばれる樹齢300年超のしだれ桜が名所
  • 甘草屋敷 (旧高野家住宅): 甲州市塩山駅前、 江戸期の薬草栽培農家の重要文化財建築
  • 新府城跡 (しんぷじょうあと): 韮崎、 武田勝頼が築いた最後の本拠地、 史跡公園
  • 韮崎武田八幡宮: 韮崎、 甲斐源氏・武田家の氏神を祀る古社、 本殿は重要文化財

暫定プラン (9:00〜18:00)

時刻行動所要
9:00甲斐上野城・上野公園 散策2h
11:00山梨岡神社 (笛吹)1h
12:00笛吹市内でほうとうランチ1h
13:00大善寺 (勝沼ぶどう寺)2h
15:00慈雲寺 (甲州市塩山)1.5h
16:30甘草屋敷 (旧高野家住宅)1h
17:30帰路-

→ 主要3ヶ所 (甲斐上野城・大善寺・慈雲寺) + 軽め2ヶ所 (山梨岡神社・甘草屋敷)。 「武田・甲斐源氏ゆかりの古刹・古社めぐり」 という一貫したテーマ。 慈雲寺と甘草屋敷はどちらも塩山駅周辺なので移動効率が良い。

差し替え案:

  • 韮崎方面に振るなら 慈雲寺+甘草屋敷 → 新府城跡 + 韮崎武田八幡宮 の2点セット
  • 春のしだれ桜シーズンは慈雲寺マスト、 オフシーズンなら新府城跡寄りでも良い

全体まとめ

候補場所主要観光 (3ヶ所)補助観光おすすめ季節
1. 天神山城埼玉・長瀞天神山城 / 長瀞川下り / 橋立鍾乳洞阿左美冷蔵 / 秩父市街グルメ春〜秋 (川下り)
2. 山方城茨城・常陸大宮山方城 / 西金砂神社 / 鷲子山上神社玉簾の滝 / 月待の滝 / 道の駅 山方宿秋 (紅葉)
3. 甲斐上野城山梨・中央甲斐上野城 / 大善寺 / 慈雲寺山梨岡神社 / 甘草屋敷春 (しだれ桜) / オールシーズン

どれも東京圏から日帰り可能な距離。 季節別のおすすめ順:

  • : 候補3 (慈雲寺のイトザクラ)
  • 春〜夏: 候補1 (長瀞川下り)
  • : 候補2 (茨城北部の紅葉)
  • : 候補1 (三十槌の氷柱に振り替え)

補足

  • 上記情報は計画段階の暫定メモ。 実際に行ったら 写真館 の方に地図と写真付きで記事化する予定
  • 模擬天守はあくまで「観光建築」 なので、 史実の天守と混同しないように記述している
  • 第二弾以降は群馬・栃木・千葉方面の城跡候補もまとめていきたい

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