PacketReplay
ver.03.01
取扱説明書
虎威企画
2026 年

目次

  1. はじめに
  2. システム要件
  3. インストール
  4. 画面構成
  5. 基本操作(読み込み・再生)
  6. インターフェース選択と受信ランプ
  7. フィルタ機能
  8. 巨大ファイルの扱い(ストリーミングモード)
  9. データ編集(UDP)
  10. パケットの削除
  11. ライブキャプチャ・保存
  12. 設定・ログ
  13. トラブルシューティング
  14. FAQ
  15. 更新履歴
  16. お問い合わせ・ライセンス

1. はじめに

PacketReplay は、pcap / pcapng 形式のパケットキャプチャファイルを読み込み、再生(ネットワークへの送信)・編集・フィルタリング・ライブキャプチャを行うネットワークツールです。

主な特徴

2. システム要件

項目要件
OSWindows 10 以降(64bit 推奨)
ランタイム.NET Framework 4.8
ドライバNpcap(インストーラに同梱・自動導入)
権限管理者権限(パケット送信・キャプチャに必要)
メモリ4GB 以上を推奨
ディスク50MB 以上
大きなファイル(既定で 256MB 以上)は自動的にストリーミングモードで開くため、ファイルサイズに関わらずメモリ消費は数 MB 程度に抑えられます(第 8 章参照)。

3. インストール

  1. setup.exe(または PacketReplayApp.Setup.msi)を実行します。
  2. インストールウィザードに従って進めます。
  3. Npcap が未導入の場合は自動的にインストールされます。
  4. 完了後、デスクトップまたはスタートメニューから起動します。
旧バージョンがインストールされている場合は、本インストーラが自動的に置き換えて更新します(アンインストール不要)。
起動時にユーザーアカウント制御(UAC)の確認が表示されます。パケットの送信・キャプチャには管理者権限が必要なため「はい」を選択してください。

4. 画面構成

ウィンドウ上部に操作パネル、中央にパケット一覧、下部にステータス表示があります。

各操作部にはマウスを合わせると説明(ツールチップ)が表示されます。

5. 基本操作(読み込み・再生)

ファイル読込

  1. 「ファイル読込」ボタンをクリックします。
  2. pcap または pcapng ファイルを選択します。
  3. パケットが一覧に表示されます。時刻はミリ秒まで、情報欄には先頭データの 16 進表示が付きます。

再生(ネットワークへの送信)

  1. 送信に使うインターフェースを選択します(第 6 章)。
  2. 必要に応じて再生速度・ループ再生を設定します。
  3. 「▶ 再生」をクリックすると、記録された間隔を保ちながらパケットを送信します。再生中の行は緑色でハイライトされます。

再生速度

再生速度は 1.0〜3.0 倍(0.5 刻み)で設定できます。数値が大きいほど記録時より速く送信されます。

ループ再生

「ループ再生」にチェックを入れると、最後まで再生後に自動的に先頭から繰り返します。再生中にチェックを外すと、現在の 1 周を再生し終えた時点で停止します(すぐに止めたい場合は「⏹ 停止」)。

一時停止・停止

再生したパケットは実際にネットワークへ送信されます。本番環境での使用には十分ご注意ください。

6. インターフェース選択と受信ランプ

送信・キャプチャに使うネットワークアダプタを選択します。項目は「(アダプタ名) デバイス説明」の順で表示されます(例:(イーサネット) Realtek PCIe GbE Family Controller)。

受信ランプ

各項目の先頭に受信状態を示すランプが表示されます。

受信ランプは各アダプタの受信バイト数を監視して表示するもので、キャプチャや管理者権限がなくても動作します。どのインターフェースに通信があるかを選択前に確認できます。

7. フィルタ機能

送信元 IP・ポート、宛先 IP・ポート、プロトコル、パケット長で表示を絞り込めます。

ワイルドカード(IP アドレス)

フィルタ適用

  1. 各入力欄に条件を入力します(空欄の項目は無視されます)。
  2. 「フィルタ適用」をクリックします。「全クリア」で全条件を消去します。

右クリックでフィルタに適用/履歴

一覧のセルを右クリックして「フィルタに適用」を選ぶと、その値が自動的にフィルタ欄へ入ります。入力した条件は各欄あたり最大 20 件まで履歴として保存され、ドロップダウンから再利用できます。

8. 巨大ファイルの扱い(ストリーミングモード)

既定で 256MB 以上のファイルを開くと、自動的にストリーミングモードになります。全パケットをメモリに展開せず、表示に必要な範囲だけをディスクから読み込むため、数百 GB のファイルでもメモリ消費はごくわずかです。

ストリーミングモードでできること

ストリーミングモードの制限

モード切替は自動です。256MB 未満のファイルを開くと通常モード(全機能利用可)に戻り、制限は解除されます。切替のしきい値は用途に合わせて変更可能です(有償カスタマイズ)。
巨大ファイルを開いた際は、制限内容を知らせる案内が表示されます。閲覧・フィルタ・再生はそのまま利用できます。

9. データ編集(UDP)

  1. UDP パケットの「情報」列を右クリックし、「データ編集(UDP のみ)」を選択します(またはダブルクリック)。
  2. 16 進数グリッドでペイロードを編集します(各バイト 00〜FF)。
  3. 「OK(適用)」で反映します。
ヘッダーは編集できません。またチェックサムの自動再計算は行いません。編集はペイロード部分のみが対象です。

10. パケットの削除

削除は通常モードでのみ行えます。ストリーミングモード(巨大ファイル)では利用できません。

11. ライブキャプチャ・保存

キャプチャ

  1. インターフェースを選択します。
  2. 「⏺ キャプチャ開始」で受信パケットがリアルタイムに一覧へ追加されます。
  3. 「⏹ キャプチャ停止」で終了します。

保存

「名前を付けて保存」で、表示中(フィルタ後)のパケットを pcapng / pcap 形式で保存できます。

12. 設定・ログ

13. トラブルシューティング

起動できない

パケットが送信・キャプチャできない

デスクトップのアイコンが表示されない

14. FAQ

Q. 送信したパケットは実際にネットワークに流れますか? A. はい。テスト環境での使用を推奨します。

Q. TCP パケットも編集できますか? A. 現バージョンではデータ編集は UDP のみ対応しています。

Q. 大きなファイルを開くと編集・保存ができません。 A. 256MB 以上はストリーミングモードとなり、閲覧・フィルタ・再生のみ利用できます(第 8 章)。

Q. 再生速度はどこまで設定できますか? A. 1.0〜3.0 倍(0.5 刻み)です。

15. 更新履歴

ver.03.01

ver.03.00 まで

16. お問い合わせ・ライセンス

開発元

虎威企画 / Email: aizawa-kz@outlook.jp

カスタマイズ

機能追加やカスタマイズのご相談を承ります。※ カスタマイズは有償となります。

ライセンス

製品名:PacketReplay ver.03.01 著作権:Copyright © 2026 虎威企画

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